ワークショップ
「視覚にうったえる定量的データ分析法」
〜ナイチンゲールに学ぶデータ活用術〜
ソフトウェア開発の定量的データ(規模、工数、バグ数など)は、ばらつきが大きく外れ値も多い。このような特徴をもつデータを分析するために、難しい数式を使わず、箱ひげ図、散布図、折れ線グラフ、系列の色分けなどを使う視覚にうったえる分析方法を紹介する。さらに、演習、事例などを通じて参加者の理解を深める。
日程: |
2011年11月25日(金) 終了 |
時間: |
10:30〜17:30 (10:00 開場) |
場所: |
コンピータジャパン セミナールーム
東京都中央区日本橋室町1-10-8 立石室町ビル 3階
TEL:03-3516-2232 |
参加費: |
48,000円 (消費税別)
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定員: |
24名 |
講師: |
宮崎幸生
富士通クオリティ・ラボ梶@監査事業部
CMMI®リードアプレイザ、博士(工学)
ソフトウェアパッケージの開発に従事後、標準化、データ分析、見積モデルなどのソフトウェアエンジニアリングの管理系の分野に一貫して従事。2002年にCMMとCMMIの資格を取得してからは、これらの適用推進を中心に活動している。
・主な論文/書籍:
- “COCOMO Evaluation and Tailoring”, International Conference on Software Engineering (ICSE), 1985
- “Robust Regression for Developing Software Estimation Models”, The Journal of Systems and Software, 1994 - 「ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」, ソフト・リサーチ・センター, 2008
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内容: |
1. グラフを活用して英国を動かしたナイチンゲール
2. ソフトウェアデータの定義、収集、分析での問題点と原因
3. グラフを活用した分析法(演習と事例を含む)
・散布図と相関分析
−散布図で3変数の関係を表現するためには −相関係数の落とし穴など
・散布図とゾーン分析 −ゾーン分析とは −ゾーン分析の検証
・箱ひげ図と比較分析 −株価チャートを使った箱ひげ図作成方法 −箱ひげ図の散布図への活用 −箱ひげ図のみで行うデータ分析事例
・時系列と傾向分析 −折れ線グラフで描く時系列 −散布図(平滑線とマーカー)で描く時系列
−複数時系列の傾向分析
−色分けの単純化と比較分析 −移動平均の活用
・散布図と回帰分析 −回帰直線の落とし穴 −累乗回帰式の活用 −回帰式の有意性
4. グラフでうそをつかないために
グラフの使い方を間違えると人に誤解を与える結果となるので気をつける
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備考: |
※お申込み受付は、開催日前々日(2営業日前)18:00が締切りとなります。但し、定員に達した時点で受付を終了させていただきますので、あらかじめご了承下さい。 また、お申込み受付け後のキャンセルは原則お受けできませんので、その際は、代理の方のご出席をお願いいたします。
※※お申し込み後、請求書をお送りさせていただきます。 |