投稿者「宮崎 幸生」のアーカイブ

宮崎 幸生 について

みやざき ゆきお
プロセス&メジャメント 代表
■1973年、富士通株式会社入社。アプリケーションパッケージの開発に従事。1976年、黎明期のソフトウェアエンジニアリングの研究・開発に取り組む。以降、ソフトウェアエンジニアリングの中でもソフトウェア測定と分析を中心とした管理手法の分野に一貫して従事。ソフトウェア開発に関わるデータの実態を熟知した上で、1980年代から、ソフトウェアデータの分析にロバストな統計手法を取り入れる。1994年には独自にロバストな回帰分析手法(r最小二乗法)を考案した。2001年、ソフトウェアの見積モデルに関する研究で博士号を取得。2002年、CMMリードアセッサ、続いてCMMIリードアプレイザの資格を取得。現在は、富士通クオリティ・ラボ株式会社と契約をしながら、富士通および関係会社でのデータ分析やプロセス改善に関する教育、講演、コンサルティングを行うと共に、JUAS(日本情報システム・ユーザー協会)、ソフト・リサーチ・センター、日本テクノセンターなどでのセミナーを行っている。
■主な論文/書籍:
“COCOMO Evaluation and Tailoring”, International Conference on Software Engineering(ICSE), 1985
“Software Metrics Using Deviation Value”, ICSE, 1987
“Robust Regression for Developing Software Estimation Models”, The Journal of Systems and Software, 1994
「ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」、ソフト・リサーチ・センター、2008
■資格: CMMI® リードアプレイザ、博士(工学)

データ分析法について考えてみませんか?

来年3月8日のワークショップ「あなたのデータ分析法は間違っていませんか?~ ロバスト統計手法のすすめ ~」の講師を務める宮﨑です。 ソフトウェアは人間が知恵を絞って一つずつ作ります。機械を使って工場で大量に生産できるわけ … 続きを読む

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テューキーの探索的データ解析について(その3)

第2章に登場するのは5数要約 (5-number summary) と箱ひげ図 (box-and-whisker plot) です。まず、5数要約について、以下のソフトウェアシステムの構成要素毎の詳細 設計レビュー工数( … 続きを読む

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テューキーの探索的データ解析について(その2)

前回はヒストグラムの説明をしました。今回は、いよいよ探索的データ解析の中身に入っていきます。第1章に登場するのが幹葉図 (stem-and-leaf) です。幹葉図は、カンヨウズと読んだりミキハズと読んだりするようです。 … 続きを読む

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テューキーの探索的データ解析について(その1)

私が今、勉強している本に、John W. Tukey(テューキー)のExploratory Data Analysis(探索的データ解析)があります。テューキーはアメリカの数学者、統計学者で、仮説検定ばかりが重視されてい … 続きを読む

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ナイチンゲールと統計学

昨年11月に「ナイチンゲールに学ぶデータ活用術」という副題をつけたワークショップを行いましたが、最近になって、ナイチンゲールとデータ分析が結びつかないというご指摘をいただきましたので、この場で補足させていただきます。 ナ … 続きを読む

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