~人間重視のプロセス改善と情報交換~

こんにちは・・時々プロセス改善フォーラムの講師を担当している関です。
プロセス改善フォーラムを開設するに当たって、現場でプロセス改善を実践している皆様に、効率的かつ効果的な実践方法や最新の情報、知識等を提供させていただくと共に、「双方向的に情報交換を行い共に成長していけたらいいな」と私は考えていました。この度、ブログを開設することになり、その思いが一歩前進したことになります。
私はプロセス改善を実践する際に、「人的側面である人間力を重視して実践しよう」との独自の切り口でワークショップやセミナーをお届けしています。何故、そのような独自の切り口を考えたかと言うと、「命令されただけでは人は動かない」との人間の本質の原点によるのです。組織的な改善活動を成功させるためには、実践する人々への「動機付け」が必須になります。そこで「人間重視の人を動かす仕組みが効果を挙げる」と考え、現場で試行錯誤して実践してきたのです。その結果、品質問題に喘いでいた本部組織をSI分野で日本初のCMM®レベル5達成に導き、高品質を達成することができました。
このブログを通じて、その際の仕組み考案のコツや裏話、時々に感じているエッセーなどをお届けし、皆様との「ご縁」の輪を広げていきたいと思っております。
☆なお、1月20日に当プロセス改善フォーラムで下記のワークショップを開講いたします。ご贔屓いただければ幸いです・・・。  (文責 ヒューマン&クオリティ・ラボ 関 弘充)
「プロセス改善成功の鍵―人を活かす協力会社管理―」
~人的側面を基盤にした実践方法と指導法~(2012年1月20日)

® Capability Maturity Model and CMM are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.

関 弘充 について

せき ひろみつ
ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表
■富士通(株)では、ソフトウェア検査部門を経てシステム開発部門において、数々の大規模システム開発に従事(途上(財)未来工学研究所主任研究員)。近年、品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、独自に考案した人間重視の品質改善活動を実践し、品質問題を抱えていた組織をSI分野で日本初のCMM®レベル5達成に導き、社長賞及び品質賞を受賞。
■定年後も富士通の人材開発部門で続投し、プロの育成及びコンサルに従事。特に「人間力醸成」を基盤にした「人間重視のプロセス改善」、「人を動かすリーダシップ」、「ヒューマンエラー防止のための動機付け法」、「元気が出るモチベーション向上法」等のテーマで一万5千人以上の方々へ指導。退職後の現在も活動を継続中。
■主な講演先: ソフト開発環境展2011&2012、SPES2009&2010シンポジュウム、情報処理学会、日科技連、三菱電機、日立製作所、野村総研、パナソニック、東北電力、横浜市、富士通、富士通関係会社、ファミリー会等多数。
■北陸先端科学技術大学院大学非常勤講師、日本情報システム・ユーザ協会(JUAS)、コンピータ・ジャパン、TH企画、日本テクノセンター、SRC等の講師を担当。
■著書:「人間重視の品質マネージメント ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生著(ソフト・リサーチ・センター)
■情報システム学会、日本工学教育協会会員
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