ワークショップ

〜ソフトウェアのデータ分析で失敗しないために〜
「ばらつきの多いデータを適切に扱うための統計手法」
-ロバストな統計手法の活用


日程: 2011年03月08日(火)
時間: 10:30〜17:30 (10:00 開場)
場所: コンピータジャパン セミナールーム
アクセス
東京都中央区日本橋室町1-10-8 立石室町ビル 3階
TEL:03-3516-2232
参加費: 60,000円 (消費税別)
定員: 24名
講師:

宮崎幸生

富士通クオリティ・ラボ梶@監査事業部
CMMI®リードアプレイザ、博士(工学)

ソフトウェアパッケージの開発に従事後、標準化、データ分析、見積モデルなどのソフトウェアエンジニアリングの管理系の分野に一貫して従事。2002年にCMMとCMMIのリードアプレイザ資格を取得してからは、これらの適用推進を中心に活動している。

・主な論文/書籍:
- “COCOMO Evaluation and Tailoring”, International Conference on Software Engineering (ICSE), 1985
- “Robust Regression for Developing Software Estimation Models”, The Journal of Systems and Software, 1994
- 「ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」、ソフト・リサーチ・センター, 2008

内容:

ソフトウェア開発プロセスやプロダクトに関するデータとその分析に関わる問題点を明らかにし、対応策として外れ値を含む極端な値に影響を受けにくい(ロバストな)統計手法を学ぶ。
本ワークークショップのご受講により以下の成果が得られます。

・ソフトウェアデータの定義、収集、分析における問題点とその原因が分かる、
・上記原因を解決するための対応策の概要が分かる、
・対応策の一つであるロバストな統計手法が分かる。

分析用エクセルテンプレートをプレゼント

■コースの内容:
・ソフトウェアデータの特徴、問題点と原因
・解決のためのアプローチ
− 組織成熟度向上によるアプローチ
− ロバストな統計手法を活用するアプローチ
・ロバストな統計手法の特徴
・ロバストな統計手法の紹介(伝統的統計手法との対比で)
 @平均値 vs 中央値、トリム平均 
 A標準偏差 vs 四分位偏差
 B管理図 vs 箱ひげ図
 C偏差値 vs パーセントランク  
 D相関係数 vs 順位相関係数
 E最小二乗法 vs r最小二乗法

備考: ※お申込み受付は、開催日前々日(2営業日前)18:00が締切りとなります。但し、定員に達した時点で受付を終了させていただきますので、あらかじめご了承下さい。 また、お申込み受付け後のキャンセルは原則お受けできませんので、その際は、代理の方のご出席をお願いいたします。